手の感覚だけで、調整ができると自信を持ってますか?芝刈り機を新車購入すると、付属品で付いてくる調整バーで高さ合わせます。草の種類や刈る場所で、常に高さを変えたりします。また、丁寧に扱うところは、使用前後も高さの確認をします。
できれば時短で作業したい!同じタイミングで刃合わせもするので(時短で、刃合わせ新常識もまとめました)

- 標準バーの設定値の出し方
- 工具は自作できる
0.何ミリで調整するので、手の感覚がズレるというデリケートな調整には特殊工具が必要です。基本の道具での合わせ方と既製品、更には作ってしまうところをまとめます
標準で手に入る調整バーで調整
写真のように、バーが地面にみたて調整が聞くネジの高さで設定値を作ります
バーを前後ローラーに当て高さの設定されたネジに、下刃(ベットナイフ)が引っかかる位置を
前ローラーの固定を1度緩め、アジャストボルトを回し調整します。
合わせて調整動画も制作中!
キーパー代わり設定を正確に出す
調整バーのねじネジをノギスで0.1まで合わせていきました。ただ、合わせてるつもりでもノギスを当てたり離したりの感覚で決めて、実際にネジを下刃に当てる時も当てた感覚です。わかりにくいなぁと思いました。
同じように設定の調整を他の人がやって「合ってないから、やり直しといたよ」と言われ納得がいかなくなってきました。もしかしたら、これじゃダメなんだと。感覚ですが、コンマ1ミリだと変化わからない気がする。当て方も軽くする程度、しっかり当てる場合で全然変わってしまいます。ましてや、ガタがあれば修理しないと合わせることの意義がないのです。
放置の精密ゲージは、インチで読みにくいし、古くてスムーズに動かない
精密な専門ゲージ
刈り高の専門ゲージをあまり見たことがないと思います。マイクロメーターと言われる想定器具を取り付け1/100まで測る事ができます。完成品として売られています


もう少し安価なところもあります、もちろん輸入代行もしてます
使い方は、0点調整をしてから目的の高さへ調整ダイヤルを回していきます。希望の高さで固定するようになります。標準バーとの違いは、感覚が必要じゃなく目で見る数値へ合わせることです。
大丈夫かよ?と思いますが、キリのいい5.0mmで合わせてから標準バー(5.0㎜セット済み)に当ててもちょうどいい感覚です。本来感覚に頼ろうとするなら、正確な数値を目で見たのを繰り返し、繰り返し手に覚えさせれば、感覚でも近い数値が出せるようになると思います。
自作のゲージ
工具を全てそろえなくても、道具を作ったり代用したりします。こんな、ソケットレンチを加工して使う事例もあります。
事例multipro1750 リアハブ修理
ねじを締めるスペースの問題から、専用工具を買わず、新品工具すら専用へ削りスリム化でスペースに入るようにします。
今回さらに完成度を上げていきます。バージョン2でゲージは使えていました。
自分で挟み込み、破損させてしまったので作り直します。
制作に必要な材料は、
- アルミ板 幅50.0mmX長さ450mmX厚み5mm
- プラ製ノギス デジタル
- 両面テープ
- 小さい釘
- 30mmアングル
これで作っていきます、タイムラプス動画を撮れるようになりたいです。けれど機材や編集にお金を掛けられないのでクオリティは決してよくない内容です。
動画制作中
まとめ
ゲージの事を書きました、刈込する高さを調整することはとても大切です。そしてそれだけではなく、プリズムグラスで確認したり、集草集計をし肥料や薬品の管理もしていきます。より綿密に管理されるようになればと思います。
時間があり、「自作してみてもいいなと」思ってもらえたら参考にしてください。使っていると、納得がいくのと楽になります。
高くても、「精度が高いゲージが欲しい」と思ってもらえたら輸入代行も致します。何社か探し、概算金額のお伝えもできます。
コメント