さっきまで使えたのに、急にエンジンが壊れた気がする。そしてご自身でキャブレター清掃しても、直ぐ調子が悪くなる気がする。管理機、草刈り機、耕運機など鉄製燃料タンクに共通する不具合です。お持ちの農機具に、大いに関係することだと思います。
長く使ってるし、よく知ってるから整備は自分でやる。また、長く使うから自分でやってみようと思ってる方へ参考になればと思ってまとめます。
燃料タンクの中で変化する
キャップを明けて「ガソリン少し残ってる、使った後に燃料足せばいいや」エンジンは掛かるが、作業ができない使えない。最初にプラグやエアクリーナーをチェックして清掃してみると思います。でも改善しないことはないですか?
燃料が入ってると解っているから、「燃料タンクの中」に問題がありそうだと考えるに至らないはずです。
ガソリンが腐る(劣化する)
燃料計から通気で、タンクキャップのゴムの劣化で、コックが開いてキャブレターで。3つもガソリン気化してしまう要因があります。使い終わって放置など1年以上腐らせる条件が無く、画像は撮れませんでした。
見た目でも解らないのが、劣化した燃料。燃焼の効率が落ちるので、エンジンの回転が上がらない。チョークを半分閉じてないとエンジンが止まるなどの不具合が出てきます。
ガソリンを入れ換えれば済んでしまう問題なのですが、最後に機械を使ってからガソリンが腐るまでに要するに時間が明確じゃない。
タンク以外も、キャブレターの下(チャンバー)も抜き取りが必要です。
ガソリンに錆が混じる
匂いは錆が混じっても、ツンとした匂いのまま。赤く濁るように、錆びも時間の経過があり腐っていく同じ過程を通ります。
違いは、燃料の入れ換えで質が良くなっても錆が無くなるわけではないです。少しずつ、錆びが進行していきます。
燃料の底に水滴が溜まる
ガソリンは【油】底に溜まる【水】混ざり合わない存在。水滴は、突然のエンストと掛からない始動不良を起こします。今すぐ不調になるとも限らない、厄介な相手です。消去法で修理するか、可能性から予防的にメンテナンスします。
ガソリンは、揮発性が高く触るとヒンヤリします。炎天下の鉄製燃料タンク外気は熱く、タンク内部の空気は冷やされ結露の水滴は底へ。内側の鉄が錆びていきます。
タンクや、キャブレターの手前に留める
タンク内のゴミや水滴、錆が流れ出しにくい構造になっています。沈殿したものの上からガソリンを送っています。少しならいいのですが、許容を超えればどんどん流入します。
次は、フィルター兼用の燃料コックが止めてくれます。フィルターを覆ってしまうと、詰まった状態と同じになります。エンジンの高回転、高負荷の時に燃料が足りなくなります。勝手にアイドリングに戻る、回転の上下息継ぎをします。
燃料フィルターは掃除したよ。でもししばらく使ったら、調子悪いよ
タンク内の錆の発生具合にもよりますが、常に流れ込んでくるので根本の錆び取りをしないといけません。毎回コックを掃除すると、ゴムパッキンも傷んでガソリン漏れてくると思います。
燃料タンクの錆びとり
【花咲かGタンククリーナー】中性の液体で、見間違えるように綺麗になります。研磨作業もしない、漬けて置いておくだけ簡単。燃料タンクを新品に交換しなくてもいい。費用も半分以下で済んでしまいます。手順や様子を動画で見て下さい
錆び取り動画パート1
動画パート1は、カメラ越し目で見るより確認しにくい。タンクの素材と同じスチール缶を使って、見やすいように。
錆び取り動画パート2
動画の2つめは、バイクと違い農機具エンジンの形状の特徴と気を付けたいコツや注意点を手順通りに動画にしてます。
又別のブログにまとめますが、【花咲Gタンククリーナー】を別の場所を錆び落とししました。応用編は、お時間有るときに確認して下さい。クリーナーについても説明したいと思います。
タンククリーナーを入手したい
私が使う「花咲かGタンククリーナー」は、口コミの高評価が1番多い商品です。自分のバイクの燃料タンクを錆び取りしたので、性能を知っています。
ご自身でやってみても良いと思いますが、難しいなと思ったらやらせていただきます。錆びとりやメンテナンスも受付します、見積りやご依頼はお問い合わせ下さい
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