タマリュウに適用【除草剤実験】

芝管理

グランドカバーや駐車場、冬でも濃い緑が良いですね。日陰でも枯れることがない、人気の植物。間から出てくる、雑草がどうにかならないか?と相談を受けたので試した記録にします。

密集群生してますが、畑の段に土止めとして使ってる。日当たりもよく、除草剤使用もしないので雑草が生えてきます。

緑機メカ
緑機メカ

芝草管理技術者になり、選択制除草剤など知識が増えた。庭や造園でも知識を生かすなら、芝だけに止まらず実践していきます。

芝生用除草剤を春に試す

現状視察、どんな雑草が大変なのか?【カタバミ】が、猛威を振るって居る。手で抜こうとしても、根っこをつかみづらい。

なにか試したことはあるか?薄めた非選択性を撒いたことがあり。影響が出てしまっていました。

芝生はイネ科植物、タマリュウは【ユリ科】の植物です。特徴も似ているのは、根元から細長い葉を出す。ならば使えそうなのは、1年生広葉雑草の適用のものをチョイス。

  • A剤 3/20 18℃晴れ、規定濃度を霧吹き散布。タマリュウのそばで試みる。量は少ない。(試す前の写真↑)
  • A剤 3/21 20℃曇り、前日は嵐並みに雨風。添着剤も併用ターゲットは、葉など変化が見られる。タマリュウは変化無し
  • A剤 3/29 25℃ タマリュウの枯れてる部分の侵食に目立った所はない。 ターゲットは萎れた感じ 茎は曲がり、葉先枯れ、広葉が閉じ気味
  • A剤 4/21 21℃(下のスライドショー)
  • B剤 3/25 15℃ 曇りのち雨
  • B剤 3/31 23℃ 晴れ10年ぶりの黄砂 1年生広葉雑草の全体的に萎れ、枯れ始める。
  • B剤 4/16 20℃ 曇り草刈り作業が入り、先端切られています。

途中経過でハッキリした効果

茎葉処理剤を使用したので、根や地中に残らず残効性が低かった。切られてしまった先端、回復することはない。薬がかかった葉は枯れ、その日以降に芽生えた雑草は育っている。

もう少し枯れてほしいので、第二弾を散布します。越年し大きい株だった残りの葉と、今年に生えた雑草へ、違う薬を散布います。

2回目の散布を5月に

越年し、1度目の散布で残ると花や種子をつける。成長具合が多き時期になります。そこへ茎葉処理剤を散布し効果を得られます。新しく発芽したものも、大きく成長する時期と重なります。

芝生管理では、気温25℃以上の晴れるタイミングが散布の目安にあります。2021年は5月14日に散布しました。

  • タマリュウ除草剤
  • タマリュウ除草剤

対象にした雑草

  • カタバミ多年生カタバミ科
  • ホトケノクサ一年生シソ科
  • ミミナグサ一年生ナデシコ科

今後の実験について

実験の結果として「除草剤使えるか?」の判断までには至りません。今回は、茎葉処理剤なので土壌処理を試したいと思います。発芽前の時期は、冬場になります。だいぶ先になりますが、

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