台風シーズンの到来!夏に酷使した心と体への休息はないのか!朝晩涼しくなっても、まだまだ楽にならない季節です。台風直撃で、あちこちの倒木など被害がありました。修理に目立て、現場のフォロー早朝からしております。怪我をされないように作業はお願いします。チェーンソーにまつわる下記の内容をまとめていきます。
- メンテナンスの内容
- メーカーへお願い事
- 法改正施行されます
チェック項目内容
履歴が無いものはまず、「定期的に交換を推奨されている消耗品」を交換していきます。詰まった木屑やオイルの付着も綺麗にしていきます。
- チェーンの摩耗、つぶれがないか?1コマず見ていきます。
- ガイドバーの溝、歪みが無いか?定盤に乗せ隙間測定から、歪み判断。
- スターターの紐の状態、固かったり、切れかかってないか?
- 燃焼状態はどうか?プラグの焼け具合、排気ポートのカーボンスラッジ、
- 始動性はどうか?ピストンリングの張りから圧縮具合、プライマリポンプ具合
- 吹け上がりはどうか?燃料フィルター具合、燃料ホースやG/Kの具合
- オイルの穴はどうか?出る調整具合
ここら辺を基本として見ていきます。部品供給できる限りは、受付したいです。廃版になっても、G/Kやオーリング類で済む問題は、現物合わせでも作って対応したいと思います。
メーカーへのお願い
私を使用者、ユーザー扱いしないで欲しいです。でも問い合わせで、回答のルールに「営業所へ修理を依頼してください。買ったところへ修理持ち込んでください」となります。問い合わせなどで、電話対応やメールに時間を割くのは、効率が悪いですね。カタログ、諸元表、部品展開図はPDFなど、電子文章化して利便性や検索しやすいようにしてほしいです。ブログでも、海外製品だとほとんど型式や販売名称で調べていけます。受付した時点で、先に情報確認までできます。
メーカーとユーザーの間で仕事を請け負う我がインフォレストジャパンは、情報の利便性を求めていきます。
労働安全衛生規則の改定
改正され施行が2019年8月1日よりです。ここでは、服装の安全性や怪我防止に役立てばと思います。購入の参考になるように、リンクを張らせていただきます。
7 下肢の切創防止用保護衣の着用(新安衛則第485条)
(1) 改正の内容
ア チェーンソーによる休業4日以上の死傷災害の多くは、労働者の下肢を切創しているものであ
るが、チェーンソーの刃(以下「ソーチェーン」という。)が接触しやすい下肢の部分に切創防止
用の繊維を入れた防護ズボン、取り外しができる前掛け状のチャップスであるような労働者の下
肢の切創防止用保護衣が普及していることを踏まえ、チェーンソーによる伐木作業等を行う場合
において、事業者に、防護ズボン、チャップス等の労働者の下肢を防護する保護衣を着用させる
ことを義務付けること。
また、労働者に対して、この場合に着用することを義務付けること。
イ 下肢の切創防止用保護衣については、前面にソーチェーンによる損傷を防ぐ保護部材が入って
おり、日本工業規格T8125-2に適合する防護ズボン又は同等以上の性能を有するものを使用する
こと。また、下肢の切創防止用保護衣については、労働者の身体に合ったサイズのものを着用す
ること。既にソーチェーンが当たって繊維が引き出されたものなど、保護性能が低下しているも
のは使用しないこと。
ウ チャップスを着用するに当たっては、留め金具式の場合は全ての留め具を確実に留めた上で、
左右にずれないように、適度に締め付けて着用すること。なお、チャップスについては、作業中
の歩行等によりチャップスがめくれることのないよう、最下部の留め具が足首にできるだけ近い
ものを着用することが望ましいこと。(2) 施行日(改正省令附則第1条関係)
平成31年8月1日
お伝えしたいこと
最後まで読んでいただきありがとうございます、特別教育の講習改定も2020年にスタートしていきます。林業従事じゃなくとも、緑化管理で作業される方も必須ですね。講習を受けて、安全に作業をしていただきたいです。私インフォレストジャパンも講習教室を開けるくらいになり、より良い情報をお届けできるように頑張っていきたいと思います。TANAKAチェーンソーはメンテナンス終わり次第、商品ページへアップいたします。(こちらのページ)
コメント