バロネス ロータリーモア GM64AーM 三菱メイキMP301 修理の続編

三菱メイキMP301 修理のコツ

前編は、分解し原因を確認。組み付け作業へ行くまでをまとめました。続きは、他の不具合傾向、特徴についてまとめます。組み上げるエンジンは、果たして掛るのか?も報告します。

バロネス ロータリーモアGM64A-M  三菱メイキMP301修理前編
長年使ってた芝刈り機が、突然動かなくなった!リコイルスターター引っ張っても反応なし。10年以上も使ってる機械はもう駄目なのかな?直しながら使っていたのに何で壊れたんだろうと疑問になると思います。 修理に機械を預けても、見積もりの金額だけ見る

維持管理で重要な事は、オイルフィルター無い型のエンジン。空冷のエンジンは、オイル管理も大きく影響すると言えます。定期の推奨感覚を守り、オイル交換をして下さい。

組み合わせの悪さも不調の原因

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オイルバスバウンス式のエアークリーナーが採用されています。取り入れた空気が吸い込みの時に、ゴミやカスを分離するように付いています。

しかし、機械は登坂力が有るので傾いたところ走行するとができます。分離して汚れを溜め込んだオイルが、傾斜のせいでフィルターに付着。空気取り入れを悪くします。

結果的に、エンジンの回転不良やハンチング現象が発生。始動困難になる事もあります。

組み上げたエンジンは?

組み上げるところから、エンジン始動まで一気に作業しました。かなり集中してできました、写真や動画を残せていません。ゴメンナサイ

言葉で組付け順番を残します

エンジンブロックのベアリングシール交換→クランクシャフト挿入→ピストンとコンロッド組み付け→シリンダーへ通す→コンロッドとクランクシャフト接続→アイマークを合わせて、カウンターシャフトとカムシャフトをギヤ歯車、ブロックへ挿入→★シール交換したクランクカバーでエンジン閉じる★→プッシュロッドとロッカーアームを合わせてヘッド組み付け→リンケージとキャブ戻し→燃料タンクと配管接続→エンジンブロック反対側のイグニッションコイルとフライホイール組み、カバーする。→リコイルスターターセットする。→燃料とエンジンオイルを入れる→始動準備まで完了

整理と修理の効率アップのコツ

外した部品とネジ類は、段階を決めて容器へ入れるようにしてます。

例えば、キャブを外すまでに取ったもので1つの箱。エンジンを機械から下ろす時に外したもので1つの箱

そうすると、組戻しのときに箱に何か残っていれば全部終わると思った時に、「ひゃー、これ内部のピンだ!また外していかなきゃ」となるのを防げる。効率のいい段取りです。似た長さ太さのネジがあったとしても、段取り別にしておく事で間違いを減らせます。

ピストンピンのクリップ忘れました。スムーズを意識し仮組で動画取るところで見落としました。★の作業で振り出しへ戻る。仮組みの範囲といえば問題なしです。

動画と最後にお伝えしたいこと

まず機械が古い場合は、部品供給の確認(8年間は供給が一般的ですが、確認がベスト)。写真など記録や、箱を使い分けて分解と原因確認(問い合わせする場合に、有効になります)。

さび落とし、磨き作業、清掃は丁寧に、スムーズな組付けになるようにしてほしいです。最後までよんでいただきありがとうございます。前編の確認はここからクリック

バロネス ロータリーモアGM64A-M  三菱メイキMP301修理前編
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他にもメンテナンスブログがあります、参考になれば幸いです

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