手元の操作が固いと、長時間使ってるうちにに辛くなってくる。レバーに力を入れるので、ブチッ!としそう。こんな感触で、機械を使ってないですか?
新車の頃の感覚を覚えてない、中古だからこんなもんだと思う。固さの感覚は、個人差があると思います。ここでは、修理メンテナンスすることで快適に故障が起きにくくなるようにまとめます。
【点検】レバーが固いのか?
屋外で放置、雨ざらしの機械なら、レバーが錆びて固いこともあります。それなら確実にワイヤーも錆びて固着してる可能性が高いです。
レバーのチェック
ワイヤーを外し、レバー単体で操作します。操作が軽いなら、レバーが原因ではありません。音なども注意して下さい。ギーギー異音が出てると、サビや油切れを起こしています。
【点検】ワイヤーが固いのか?
取り付けてるワイヤーに癖がないですか?取り回しが湾曲する箇所があるので、外してみると解りやすいです。スムーズに動くか?
または、Vベルトだけ外した状態で、レバー操作が軽くなる。この場合でも、レバーとワイヤーに問題が無いと分かります。
ワイヤーは、それぞれ用途が違っても構造は一緒です。調整できる6角はネジの溝が出すぎてないですか?ワイヤー外側の黒い被服をかしめて取り付けられてます。中心のステンレス製のワイヤーが中で動くと切り替えできます
中心のワイヤーも少しずつ伸びて、切替幅ストロークを稼げなくなります。ワイヤー調整が張りやストローク確保になります。
湾曲して設置されると癖が付きレバーの操作は固くなるのとストローク短くなります。
となれば、ワイヤーを調整後にレバーの操作が固くなっていきます。ワイヤーの起因による場合でした。
Vベルトが固いのか?
Vベルトが固いと、どのように受け止め、イメージを感じますか?素材のゴムが古くなって固くなると思うかもしれません。
意外と逆なんです!新品のベルトと並べると【たるみ】が分かると思います。ゴムの弾力、力を伝える張りが無くなってしまいます。
ベルトのたるみを輪ゴムで例えると
Vベルトを輪ゴム、押すドライバーをレバーやワイヤーに例えます。新しい輪ゴムと古い輪ゴムを2本掛けます。古くたるんだ輪ゴムは、指を開いて広げるか、中心を多く押さないと張らないです。輪ゴムで例えた、指の間を広げるようにプーリー間の間隔はエンジン位置を調整します。また、指で例えたレバーやワイヤーもワイヤーを調整してベルトに張りが出ます
ベルトが新品だと、固く感じる影響が2点ある
ベルト交換の時に、固くてはめ込み辛い。レバーで入りへの操作が凄く固いの2点です。
どうしてなのか?気付いてもらえたら嬉しいです。ベルト交換をするまでに、使用時間が長くなり、年月を経過するなかでは「張り具合の調整」をしてる可能性が非常に高い。
ワイヤーを調整して、テンションを多く掛けてないですか?新品はたるみが無い、必要以上に張ろうとして固くなる
エンジンを広げる位置へ調整してないですか?輪ゴムのように指で簡単に広げられません。取り付けにくい、「やりにくさ」が固くなる
【動画】カッタナイフ入り切りのレバーが、固い
実際のハンマーナイフモアで、ブログの内容を確認と補足できるように構成しました。
まとめ
硬く感じる時は、レバーなのか?ワイヤーか?ベルトか?切り分けてチェックをすると良いです。
Vベルトを新品へ交換した際には、張り具合の調整次第で固く感じてしまいます。
となると重要なのは、【Vベルト張り調整は、ワイヤーやベルトを新品交換で重要】引き続き、ブログを読んでいただきたいと思います。最後までありがとうございました。
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