始動困難から、サポートさせていただきました。電気的な不具合が予想されているとのことでした。資料情報が少なかったことで、難しくなっていったようです。順を追ってやっていくと、全体像から、絞り込みができるのではないでしょうか。
- 最初に機能や情報収集、問診をいたします。
- 点検の時に、何がどこにあるかわかりずらい
- 不良個所の特定と交換作業
始動不良でサポート
ちょっと一緒に見てほしいと連絡をいただきました。機械自体を見る前に、うかがった内容もまとめながら確認作業をいたしました。
「キー回って、音はするんだけど、うんともすんとも」言わない
「サイドブレーキ引いてますか?シートに座っても変わらないですか?」
クランキングしないようでした、電源電圧(バッテリー12V電圧)の確認も必要ですね。昨日使って、掛け直しができなかったともおっしゃっていました。
構成部品を部品表から確認 パーツカタログチェック
スターター、ヒューズなどの配線結線の目視や、触診も大事になります。ご自身でどこまで確認できているかも大事になります。事前に資料をお持ちになってるか?無い場合は確認します、日本のメーカー以上にオープンですから、ネット上で確認できます(型式や製造番号などの情報は必要になってきます)。
どんな形のものが、どこらへんにあるか参考になることが多いですが。単体表示でしたのでした。こちらの画像は、診断後の部品注文の際に番号確認したものを添えてます。
現場での確認と診断
キーを回して、音がすることから必ず確かめたいところがありまいした。スターター単体作動テスト、リレー自体のジャンプ配線で始動確認。
実際の音は、リレー作動音やスターターピニオンの突出し音ではなかった
エンジンのところでカツンと言ってますが、キャブレータについてるフューエルシャットオフバルブの作動音でした。
キーをクランキングの位置で、電圧を計っていきました。バッテリーも問題なし.
メンテナンスセミナーの内容を
診断していくにもステップを踏んで、理解しながら納得がいくように進めていきます。今は何がわかっていて、何を調べるべきか?どんなものが必要か?そしてどう結果を結び付けていくかをわかり易くしていきます。資料はあります、セミナーページの項目があてはまります。メンテナンスセミナーページ
まとめ
今回判断に直接因果関係をはっきできたのが、スターターリレーのアウトプットに、バッテリー+から太い配線を直結させて、エンジンを始動できたこと。
あとリレー自体を作動させる、電圧の有無(キースイッチング作用の測定)です。これでしぼりこめたとおもいます。他車から、部品を借りて付け替えればよかったですが「3ピンとボディアースになってるリレー」だったのです。
純正部品を調達して交換がベストでした。問題なく修理できたと、報告を受けて何よりです。タイトル下の画像にカバーシートがあります。重宝うするものなので、お勧めしたい!改めてブログへ記載します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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