農機具エンジンのアルミ鋳物を補修する為に探した逸品、溶接やエンジン載せ替えよりもコスパが良い

修理のコツ

 エンジン載せ替えが簡単ですが、価格の高騰が続き部品や中古農機具等も高くなっています。費用は抑えたいので、修理に使えそうな物を探しました。

ここでは探す基準と、選んだ理由と使い方。又実際の修理の動画や写真を使ってまとめたいと思います。

耐熱金属補修材ジーメタル

ジーメタル中身 GM8300-44

今回購入の物は、GM-8300-44です。キットの中身は、ヘラ2本と、主剤(灰色)と硬化剤(黒色)混ぜる割合が分かる、くぼみのパレットと説明書が入っています。44gの容量になります。可使時間20分、硬化時間は2〜6時間です。混ぜるときの割合は、主剤10gに対して硬化剤1gを混ぜ合わせてから使います。パレットのくぼみに合わせて取り分けると、丁度の割合になります。

製品の特徴と用途を見比べて

ネットで見つけた商品の用途が、【ガソリンタンク穴埋め】【腐食部補修】【エンジンブロック腐食部】【破損部補修】【クランクケース破損部補修】【ラジエーター水漏れ補修】【溶接部の肉盛り】【錆びの発生防止】【腐食部分の肉盛り再生】【配管部の補修】【マニホールドの肉盛り】【アルミホイールの傷修正】 と、自動車のありとあらゆるところにつかえる=草刈り機や農機具にも使えると確信しました。

エンジンのオイル温度に耐えれるか?

ハンマーナイフモアクランククケース

エンジンに穴が空き、エンジンの土台(ベースになる)クランクケースの上部、コンロッド焼き付きから破損し、エンジンが回転してるところバラバラになる時に接触とストール(エンスト)を起こしたと思われます。

クランクケースの下の破損や、ネジ穴付近、ベアリングや回転する部分の支えになる場所では無かった。オイル漏れや振動の破損など【修理したつもりで直らない】二次災害を起こしにくい場所である。

しかし穴を埋めなければ、エンジンオイルは吹き出し、汚れやオイル不足を起こす事になります。

オイルの温度、エンジンが回ってる間は120℃になります。水が沸騰する温度の100℃より高いのが、耐熱条件を満たすものが選ぶ基準です。耐熱温度の範囲は、マイナス30℃~220℃と、熱の変化を繰り返しても耐久性があります。

クランククケースの肉盛りジーメタル
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GM8300-44少なめの容量で、どの位範囲を補修できるか?

 クランクケースの穴の補修,1cm四方の大きさと3cmのひび割れに10g。ベルトカバーの穴の補修、2cm四方と2x5cm月形に20gです。まだ10gほど余りが出ています。

ジーメタルを使った動画

又、エンジン以外にも使える所がありました。穴の空いたベルトカバーです。作業の様子も動画で見れます。

 まだ余ってるジーメタルは、硬化しないので補修に使うまで取っておきたいと思います。下のリンク先から購入できます。ご自身で修理をやってみたい方は、是非チャレンジしてみて下さい。ありがとうございます

シリーズの販売容量は3種類有ります、補修範囲に合わせて丁度いい量をお買い求め下さい

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