1つを見落としがち、草刈り機のエンジンが吹け上がらない、とまる場合

草刈り機エンジン修理のコツ

マフラーの排気口が詰まり気味になってる事ですね。不具合の点検でココが悪い例が少ないのでまとめていきます。2サイクルであれば、チェーンソーなど他の機械にも応用できることです。

先ずは状態の確認、メモも

メモを取りながら、頭でも整理しながら確認します。エンジン掛からない方が多いからですね。記録があれば以前のメンテナンスを確認もしたいですね。

題材の機械は、2サイクルエンジン、混合ガソリン ミックス燃料の機構のものです。ゼノア振動式刈り払い機紹介やメンテナンスを取り上げています。時間がある時に見てもらえれば、理解が深まると思います。
ハスクバーナゼノア SGC2310DLW-EZ バリカルSGC-A 当社比と刃の交換
新旧新品の物を並べて比べます。TVショッピングみたいになってしまうのか?使っていくとどうしても、刃の交換をしないといけません。メーカーにも動画ありますが、交換するときの注意やり方が無かったのでまとめます。 気づいたときに、直す 集中して作業...

今の状況を全体を確認、先に調整をしないように。

 

  • エンジンの掛かりは良く、始動性に問題はありません。アイドリングもしており、何もしないで勝手にエンジンが止まることも無かったです。
  • エンジン回転を上げるレバースロットルアクセルとも言うレバーを操作すると、エンジンが止まってしまう。少しずつレバー操作して、開度ある割に吹け上がらない。

訴えてる苦情を確認ができました。

次に原因を探る段階で、分ける事をします。

エンジンの力を作用させる部分【ギヤヘッド】、【先端回転刃】などを切り離します。

理由は?エンジン回転上昇の、吹け上がりを邪魔していないか?エンジン以外の要因はないか?確認しておくためです。

エンジンは、基本的なところを最初に確認します。良く言う言葉は、燃焼には【良い混合気】【良い圧縮】【良い火花】を意識します
  1. エアエレメントの汚れ=吸気不足で燃料濃く燃焼不良で回転上がらず、また失火の可能性があるか?
  2. スパークプラグの汚れ=燃焼不良や失火し、回転上がらず吹けない
  3. 燃料フィルター汚れ=燃料不足で、エンジン回転上がらず吹けない失火を確認します。
緑機メカ
緑機メカ

燃焼に直結する要因で、不具合が共通しています。メンテナンス記録があればいいのですが、悪循環を起こしてると判断しずらい。

マフラーの塞がり気味が原因

 

マフラーカーボン蓄積

マフラーカーボン蓄積

見落としガチと言えるのは、ちゃんと定期的交換部品を変えてるとマフラーは該当しないです。掃除したりしないものなので、積もり積もった結果です。診断点検の時に、絞り込めなくなります。

マフラーは、日本語で消音器です。エンジンの排気口から大気へ出るまでに、小さい穴を通ったり、壁に当たったりしながら消音されます。そのマフラーは、燃えカスカーボン等が溜まっていきます。

新品を分解しませんが、並べて比較してみたいと思います。また、交換して不要になるので、詰まった加減を画像で残していきます。

マフラー排気口

周りから、少しずつ塞がり気味になっていきます

新品マフラー排気口

見やすいように裏から光を、比べたらハッキリ

まとめと【一連の動画】

今回は、マフラーの不良でした。定期的に消耗品を交換してても、カーボン蓄積で出てくる不具合があります。またキャブの調整不良、何となく調整を変えてしまった。他の要因から、結果として詰まり気味になる事もあります。吹け上がり悪い時に、排気口を確認してみて下さい。最後まで読んでいただきありがとございました。

 

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