エンジン カチカチ音はするけど掛らない。3つのポイントを5分で診断のコツ

Kohlerエンジンオルターネーター修理のコツ

 バッテリーじゃないの?あと他にも、配線ともう1つ。掛らないだけじゃ済まなくなります。自分で確認できる所を簡単にまとめます。

緑機メカ
緑機メカ

女子の車が急にかからなくなり、バッテリー交換してあげました。しかし、翌日交差点の真ん中でエンジン停止。クラクション鳴らされた過去を思い出しました。それは、本当の原因を見落としていたからです。恋人だったら、別れが来ていたと思います。一歩前に出れなかった、淡い思い出でもあります。

 

1つ目 最初に気になるバッテリーをどうしますか?

 すぐに使いたいけど、この機械を始動するのはあまりにも久しぶり。年に何回かしか使わない機械類は、掛らない事も多いです。高価なバッテリーを準備しておいて直ぐに交換なんて出来ないんじゃないでしょうか?

 昼休み後、1度停めて掛け直す。翌日にはまた掛らないでカチカチする。それなら安易にバッテリーが悪いと決め付けないでください。

天気や都合は待ってくれないからすぐに使いたい

 とりあえず、ジャンプスタータケーブル持っていって繋いでみる。掛かれば、直ぐに使ってしまうと思います。充電器を自前で持ってる方は少ないと思います。最近は、自然災害も多く持っていて安心な非常電源機能を装備しています。

2つ目 バッテリーやエンジンに繋がる配線

 

  • 配線は、プラス側にも、マイナス側にも可能性有ります。システム直流プラス端子からマイナス端子までつながってる事も意識する・
  • マイナス側でボディーアース、車体やエンジンを電気伝導部質として接続箇所を少なくしてる。そこのポイントが接触不良や、抵抗があると必要な電気が流れなく「カチカチ」する。
  • 配線ターミナルも可能性が有る、アナログですが手で触って電圧数値が変化するなら、電気的抵抗がある。配線に不具合があると原因究明になります。
例1)バッテリーの配線に付いてる、赤いカバーの下で腐食した細い配線がメイン電源だった。キーを回してもうんともすんとも言わない。
例2)カシメただけの配線が錆びてきて、充分な電気をとおさない。など配線もトラブルになりやすい。

配線のトラブルは、箇条書きにしてしまいました。改めて写真や動画など、わかりやすく参考になるものを準備します。是非それまで、ブックマークでお待ちください。

セルが回らない内容と重なるとこがあります。参考にしてください。

セルが回らない パート1 緑化機械 エンジンが掛からないと分けて考察
「なんか突然壊れて掛からないんだよ、直して欲しい」そんな連絡を受け、対応することはよくあります。すぐに対応することと、ポイントを気を付けて作業に当たります。 調べて納得できるようにしていきたいと思います。ここで上げる事例も、すべてに当てはま

最後のあと1つで最重要、オルターネーター

エンジン分解と、必要に応じてエンジン脱着と大変になってきます。ですから、費用が少なく済む簡単な方から、チェックしたのちに見るべきです。 直ぐに治ってしまう、ちょっとした配線の接触不良だったら時間も費用も勿体ないです。その為に重要なパートでも、消去法で他の要素を先に排除しておきたいのです。

【動画】での点検の様子を見る

 

テスターを使い電気は「見える化」させて納得

  • 掛けることが出来たなら その時にバッテリーの電圧を測定点検して下さい。エンジン回転中12V以上なら、充電していて。以下なら充電して無い
  • エンジンの発電から〜レギュレータ整流から〜バッテリー充電へと測定し、悪い所を絞り込んで断定させます。
  • オルターネーターから2本の配線出ていますが、交流発電をしています。レギュレータで整流し、12V以上14、5Vの範囲でバッテリーへ充電します。

緑機メカ
緑機メカ

バッテリーを替えても、配線をチェックしても充電していないと少しずつ容量あったのに電力消費していきます。なのにエンジンはすぐに止まらず、しばらく使えたりします。使う方にとっては、厄介ですよね

まとめ

トラクターや乗用車はベルト駆動で発電されています。乗用芝刈り機、管理機では形が違います。エンジンの回転で発電するのは同じです。

フライホイールがちょっと凄い、回りながらコイルに電磁誘導作用させてスパーク。と、内側磁石でエナメル線のオルタネーターに発電させています。

動画に収めたオルタネーターは、Kohlerエンジンや Briggs strattonのVANGARDエンジンには良く使われています。経年劣化や屋外雨天時の使用も有り断線します。自分で出来る簡単な点検方法を紹介しました、断線した原因の写真も一緒に掲載しておきます。

フライホイール

カスが積もり、濡れて錆びる、さらに積もるを繰り返し。エナメル配線にダメージを及ぼす。

測定する場所が見るだけでわかり易いと納得していただければ幸いです。また、交換手順もわかったと思います。最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

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