【草刈り機】【チェーンソー】エンジンメンテナンス、walbro燃料フィルター

修理のコツ

チェーンソー、刈払機、トリマー、ブロアーの2サイクルエンジンには、{walbro}社製品の燃料フィルターが使われていることが多いです。フィルターの改良があったことと、不具合事例を交え、フィルターでの燃料の流れがわかる動画と、まとめました。

2017年ごろから、改良品のフィルターが出始めています。材質が変わったい印象でした。気づいてる方も多いと思います。

新品と一年後の、フィルター【比較動画】あります

見える化を目指しています、フィルターを目視していても「つまり具合なんて、わからん」

実際にガソリンが流れていくか?疑問を解消する動画も作ってみました。自分でも納得の確認ができました。もうこれで、口でスゥースゥーしないで済みます。

修理事例 Makita Rabitt FL500(旧富士Robin FL500)バックパックブロアー

#依頼#使っている最初はいいけど、途中から吹け上がらずにエンストすることもある。

エンジンブロアー修理 マキタ背負い式FL500 
定期的修理、メンテナンスします。やれば、作動期間が確保されます。年中使うものは、しっかり見ておきたいところです。 消耗品を交換します、フィルタ以外も消耗品? エアエレメントと燃料フィルター、燃料ホースに燃料キャップ??使ってる方で、取説見て

定期的に燃料フィルターも交換し、履歴を見て消耗品の交換はしていました。(作業ブログもあります)以前からこの症状は、必要として吸い上げてる燃料分<実際に使っている燃料  バランス悪く燃料が足らなくなる現象と判断していました。今回は、燃料フィルター交換するまでのサイクルが短くなったと感じ、よく見てみました。

少し材質が変わり、固くツルツルした印象でした。たとえると、マスキングテープを一周ぐるっと巻いた感じでした。↑上の写真のようにむしってみると、エンジンの吹け上がりが復活したのです。劣化がテープ状に硬化してしまったのか?疑問が残ります。

メーカーカスタマーと問い合わせのやり取り

次の写真は、メーカー問い合わせの際にも送ったものです。

{左側}旧タイプのフサフサしてる感じのフィルター {中央}1年使用のフィルター{右側}新品のフィルター

メーカーへの問い合わせの際にしたコメントは、前のタイプが燃料の吸い込みが良かった。いろんな機械にWalbroの使われているが、燃料タンクからキャブレターまでのホースの長さは、長ければ吸い上げにくくなるから前のタイプがいいのでは?と申し上げました。

下は機械違いの比較写真です。倍の長さくらい違うのがわかるとお思います。小さいころに、ふざけてストローを延長してジュースを飲もうとしても吸いにくくなかったでしょうか?それと同じだと考えていました。

Makitaカスタマーの回答

状況説明や、不具合症状と写真添付などやりとりをしていました。Makitaサイドから、Walbroの開発のほうまで連絡取っていただき、経緯を教えていただきました。

今回の改良点は、前回フサフサしていた部分が時間の経過とともに抜けてしまう。抜けた毛は、キャブレターの方まで吸い上げてしまう。キャブの濾過メッシュに溜まり、吹け上がらくなってしまうことへの改良だと教わりました。確かに今回のキャブレター内部は綺麗でした。まだ納得しませんでした。

結論として納得したこと

メーカーの推奨メンテナンス時期に「7か月ごとの、燃料フィルター点検。必要に応じて交換」と記載されていました。 サイクルが短くなったとしても、個体差も加味しても交換の必要性はあるということです。細かくなりますが、それぞれ機械ごとの{消耗品交換サイクル}を把握することも大切だと確信しました。

ブログを更新の際に、動画の公表をしたいと思います。点検の参考、判断の見える化をしていきたいと思います。

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