【草刈り機】キャブレターの分解清掃について(初心者向け)

キャブレター分解清掃 修理のコツ

キレイにする=調子が良くなると限りません。キャブレターがとても重要な部品なのは、ご存知だと思います。ブログとして書くことも、慎重に段取りを説明します。

キャブレター関連で、解説をしない予定は【調整】に関することです。初心者の方は、調整をいじらないでください。

何故なら、購入してから使い始めるまでに燃料入れる以外に、調整する必要が無いからです。

じゃあどうすれば良いんだ?と思います。5の章ですすめていきます。

使ってない時の手入れ:黒くベタつく汚れが付いてる

こんな時清掃は、周りの汚れ落としですね。エアーで吹き飛ばす、もしくはパーツクリーナー洗浄剤のスプレーを使う場合です。

 

不具合が無いのであれば、不用意にネジを緩めて外すことはありません。見た目の汚れが気になったなら、キャブレターの分解は必要無しです。

パーツクリーナーでゴミが詰まる?

周りだけじゃなく、キャブレター通路口を噴射したことが、起因の故障です。時間がある時に、合わせて確認ください。

いや、調子悪くて周りも汚れてるんだよ

 

緑機メカ
緑機メカ

燃焼に必要な3要素、「良い点火」「良い混合気」「良い圧縮」を確認します。

【良い火花】の点火系は別に書いてまとめています。合わせて確認してほしいと思います

https://wp.me/paKlBg-nc

【良い圧縮】のコンプレッションについても、別に書いています。

https://wp.me/paKlBg-BV
キャブレターは気化器、ミクスチャーと言われるように霧吹き状に、空気と燃料を引火しやすい状態にしてエンジンに吸わせる役割をしてます。

【良い混合気】は吸入空気と、供給燃料を確認出来ます。次の項目は、キャブレターに関連し影響させる部分です。けれども、キャブレターではありません。

  • フィルターは掃除や交換してますか?燃料フィルター。
  • 燃料タンク内圧のベント調整。対応キャップ、ベントバルブ
  • 燃料ホース穴や折れ。キャブレターまでの供給不良
  • 燃料タンク内、水分やごみの除去。空にしてますか?

どうでしょうか?うんちく並べて、理屈っぽいかと思います。キャブレターを気にするのは最後で、先に全体把握と理解が大切になってきます。

他の要因(上の項目)を無視し、考えずにキャブレターに固執すると分からなくなってきてしまいます。何が悪いか?と考えるのと何で構成され、どんな仕組みなのかな?では違ってきます。

理屈も納得になります。ではキャブレター以外の要因も排除しいざ分解清掃します。

分解して元通りにできない場合がある

イヤ!やっぱり、ちぃっとまってください。外すと「着いてた向き」分からなくなります。スマホが便利です、写真取りながら外して、「着けるときの向き」参考にしてください。

ガスケット有りますか?紙パッキンは、エンジンやキャブレターなど部品を密閉させるため必要です。分解時に、ペリペリ切れたり剥げれば。再使用不可能、密閉を低下させます。調子を良くしたいのに、悪くさせる要因を作っています。

経験から、バラバラにして見た目で綺麗にしてもエンジンの調子は良くなりません。密閉を弱くさせる原因も有るので、治してるんだか、壊してるんだかがっかりな結果が待ってます。

オーバーホールキット、補修セットを知ってますか?

バラバラにした場合、交換進めるものがパック販売してます。購入していれば、交換する前提で緩め分解を行えばと良い思います。

リスクは大きく、商品画像はどれもよくにています。しかも、小さいミリ単位の大きさの【インレットニードル】や【メタリングスプリング】にもちがいがあります。実物を並べても、目で見て悪い部分の判断できないです。

インレットニードル

メターリングバルブ

純正商品じゃない、模造品が多く出回ってます。キャブレター本体の印字読めて該当すればラッキーですが。適合確認してくれるネットショップを使ったことがありました。対応も良かったのでよかったです。

キャブレター型式

緑機メカ
緑機メカ

ネットで探して、補修部品を用意するのも、一苦労があります。

キャブレター部品は、検索すると沢山出てきます。時間があったり、試しに直れば、安上がりです。

キャブレターを構成する部品の1つ、【プライマリーポンプ】があります。補修キットに含まれません。そして以外に大事な部品です。
プライマリーポンプ
プライマリーポンプは、あのペコペコ押すやつです。そして重要です
チェーンソーにも刈り払い機にもついて、重要であり故障原因だったりします。あの透明なゴムの中に溜まって、燃料がエンジンに送られていくんだと思ってました。そんなことはなかったんです、思い込みから本当の意味を知って、納得してもらえるようにまとめま

キャブレターの構成部品が悪いか?通り口の詰まり?

 

キャブレタージェット孔

四角い塊の本体内部は、通気通油していますが縫い針よりも小さい穴です。【分解清掃】と言っても、エアーや洗浄液で吹くくらいでしょう。方向を間違えれば、逆止弁付きパート部分では、逆に詰まらせてしまうだけです。

穴の奥が見れないのに、掃除できてるか?組戻してエンジンが掛からないなどよくあることです。何度も【見ない詰まりの掃除】は、何が悪かったのかもわからなくしてしまいます。

分解動画は、失敗を含んでいます

興味があったり、知りたい、納得したい方にはいいと思います。しかし、作業が中断するなど早く直したい方、初心者の方には分解をお勧めしません。

まとめ 分解しないという選択肢

キャブレター分解について、書いたことは、

  • 関連する他の要因があること。
  • 分解して戻しても、元通りにならないリスクがあること。
  • 調子を悪くする原因を自ら作ってしまうこと。
  • 目で見て、原因が解りにくいこと
  • 動画説明で精密な部品が、小さく扱いにくこと

やだなと思っても、分解しない選択肢もあります。値段が本体の1/2~1/3もしてしまうがキャブレター完成品(アッセンブリー)購入です。調整不要、交換で済みます。悩まず簡単にできるメンテナンス。

納得いくまで調べて、どうなってるのか?興味があるから、分解したい方。自己責任でおねがいします。悩んだり、苦労した分の成果はあります。

ご自身の都合に合わせて、「何を自分でメンテナンスするか?」ヒントや参考になればうれしいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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