エンジン燃焼の要素があります。基本を抑え、簡単にチェックできるようのに解説します。後半に、実物の点検の様子を動画にしてあります。最後まで見てください。機械が変わっても、使える内容を意識しました。
「使ってないから」や、「昨日まで使えてたのに」と状況はいろいろあると思います。取扱説明書に書いてある内容とは違います、探す時間よりも検索した方が早いですよね。初心者向けに、自分で確認できることをまとめたいと思います。
機械の事は、得意ですが【安全に取り扱うために】安全な操作方法が、わからない場合知りたい場合はさきに検索して欲しいです。【問い合わせ】などは、別にまとめたので参考にしてください。くれぐれも怪我の無いようにおねがいします。
スパークプラグを見てわかること
スパークプラグがエンジンの燃焼に大きく作用しています。内部の燃焼状態がどうだったの?判断材料になります。
使用する工具:新品で購入すると付いてくる付属品です
こちらを持ってると、他にエンジン付きの作業機をメンテナンスするのにも側にあっていいですね
- 外した中の燃焼室も湿っていれば、リコイルスターターの紐をひいて乾かすようにしてください。
- 外したプラグに、キャップをつけエンジンの外で火花が出るか確認
- プラグを乾かして、中心の電極を磨いてください
スパークプラグ交換の詳しい説明
別にまとめていた、スパークプラグ交換を参考に、正常な燃焼していた場合の見た目の写真もあります。

キャブレターが気になる、スパークプラグ乾いてるし
キャブレター詳しくないし、調整もわからない。燃料系統に問題があるのか?点火系統に問題があるのかを判断するコツもあります。
直接燃料を垂らしてみる方法

ストローでスポイトを代用。直接垂らします
2つのどちらかへ、直接燃料を垂らしてみてください。
- キャブレターの空気が通る所へ数滴
- スパークプラグを外し、エンジン内部に直接、数滴
直接燃料垂らしても変わらない
時々あることだと思ってほしいのは、火花が見えたのに燃料を入れても掛からない。
もう少し詳しく掘り下げていきます。燃焼に必要な要素について
良い混合気、良い火花、良い圧縮
エンジンの燃焼には3つの要素が必要になります。ここまでの話の流れで、混合気と火花を見ました。圧縮を確認することもできます。
スパークプラグを外した穴へ指を入れ、紐を引きます。正常なら、中のピストンが下降する→指が引っ張られる感じ
次にピストンが上昇する→指に圧力が感じられる。
3つの確認ができるのに掛からないとき、火花が良くない事があります。実際に交換したら掛かかることがあります。
動画で実物を見る
まとめ
確認する3つは、エンジンの燃焼に必要な要素を満たしてるか?確認をしていきます。
良い火花=スパークプラグの状態や、火花
良い混合気=数滴たらし、一瞬でも掛かるか否か 不良系統を分ける
良い圧縮=指を使い、ピストンの動きで作られる圧を確認。
いきなり部品を交換したり、決めつけたり思い込みをしないように、直ぐに確認できる内容にしぼりました。
機械が変わっても、エンジンで作動する場合は覚えておいて、損はない知識です。まだエンジンが掛からなかったり、調子が悪いと【キャブレター分解清掃】を考えると思います。自分で、メンテナンスしようお考えでしたら確認していただきたい内容をまとめました。他にも【清掃が原因】の故障があります。チェーンソーなのですが、キャブレターは同じように使っている部品です。合わせて確認していただきたいです。


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