出張点検のご依頼ありがとうございました 耕うん機ISEKI KVR70-HX

調べて納得

口コミでご紹介いただきました、とても嬉しく思いました。暑さもだいぶ落ち着き、これからもう冬の野菜を植え付け準備になります。白菜、キャベツ、大根と食卓を飾る野菜ですね。食欲の秋に向け収穫のお話ではありませんが、こんな内容になっています。

  • 点検のために、出張いたしました。まずは、困っていることをしっかりお伺いします。
  • 迅速な対応できました、工具を持参サービスカーの導入とこれから。
  • メンテナンスとフォローのお約束。経過を確認することと、メーカーと連携します。

刃が入って行かないんだよ、土の固さじゃないんだけど

刃の深さなり、後輪(尾輪)の脱着であったり、使う方や土壌の状態で頻繁に調整ネジも開け閉めします。

ご自身でやっているうちに、ポロッと外れてしまったことがあったようです。固定ネジを買ったりしたが、どうも今までと具合が良くない感じと訴えられ、元の状態断言と、復旧が困難であると思われたようです。

修理の依頼と移動など、いろいろ考えると面倒だと。こちらの都合で構わないから、来てほしいと相談されていたそうです。

実際に使用状況を見せていただいて

一か所の調整だけではない、と気が付きました。尾輪と上のダイヤルは、使用中の微調整用です。尾輪自体も、舵切に合わせ動くはず。大まかな深さを合わせた後の、固定ネジもありました。

それぞれを中立の位置へ、次に尾輪動く程度の調整、前輪と刃と後輪の位置を刃が入る位置に。これを少しずつ繰り返し、納得する調整ができました。

「全然違う!調整が決まると今までが嘘のようだ」と喜んでいただきました。

道具もあるので、まずは何らかのアクションを起こします。トライエラーは有りうること、よく観察できていれば小さな変化にも気が付けます。推測→テスト→検証→あと記録、メモでも残しておきます。部品が交換になったとしても、特殊なものでメーカー専門分野になってしまうにもちゃんと間を取り持つことができます。

これで終わったわけではありません

うかがっていた内容に、紛失してしまったものが気になるご様子でした。無い物はわかりませんので、イセキの営業所にて部品図を確認いたします。小さい部品でも、どこにどんなもがあると縮図になっています。見たことが無い物でも、図を見れば一目瞭然です。翌週にでも、ご本人に確認してもらいながらどうするか決めます。

作業中のよくある急なトラブルは、メンテナンスすることで未然に防ぐことができます。説明してから、ご要望があれば請け負います。自分でできるし、やる方への無理な押し売りは致しません。

紹介者様へ報告もいたしました

きっかけは、友人のバイクをいつも修理していたら、お隣のご主人が「うちのバイクも、ちょっと見てほしいなぁ」とお願いがありました。時間の都合も大丈夫でしたので、配線チェックや、電球チェックとバッテリー交換しました。

どうもバイク屋さんと誤解していたようですが、名刺をお渡しいてたので思い出してくれたようです。それが、ご紹介になりました。

作業後には、ご主人様も、趣味の畑をやっているようで「じゃあ、次はうちの機械も見てくれよ」とおっしゃってもらえました。

最後にお伝えしたいこと

訴えを聞いたのを聞いた。面識もなく、どんな機械なのかの詳細もわからない中でした。耕うん機なのはわかっていたので、「ミヨジじいじいの耕うん機」借りて、通常使用方法、機能点検、を事前に確認はしました。それからの予測は、刃のまがり、ギヤすべり、異物の噛み込でした。

事前にわかっていればスムーズなことがあります。病院の問診票みたいですね。作業記録は、あなたの機械のカルテですね。大切な記録ではないでしょうか?

  1. 機械のメーカー、型式、製造シリアル番号、取扱説明
  2. いつから、どんな状態なのか?
  3. 今すぐにわかるか?写真など送信できるか?

安心してください、困ってることをうかがうときに確認記録します。作業報告のようになってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございました。日本メーカー製の耕耘機は、よくできた機械でした。圧倒的に農業機械の方が数がありますね。緑化機械のメカニックですが、技術貢献が私の使命です。また楽しい修理作業です、ちょっとしたことでも伺い、点検いたします。お問い合わせからご連絡お待ちしています。

画像はhttps://www.iseki.co.jp/products/kouunki/kouu-kvr/より参照です

 

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