個人家庭で使う生垣バリカン【ヘッジトリマー】、修理メンテナンスも自分でやりたい。けど、どうすればいいの?放置してると、刃は動かないし、エンジンは吹け上がらないし。晴れ間も休みも今日だけなのに困っちゃう、今日今すぐできそうなことだけの絞ってまとめていきます。
ここではエンジン始動と簡単なチェック(刃の手入れ、ヤスリがけ。機構の仕組みとグリス。)になります。
エンジン不調は、燃料入れ替えとプラグ掃除で大丈夫
状態の確認を、メモる。
1,チョークを引いて、初爆すれば戻して係るはずが掛からない。チョーク引いて掛かっても、戻すと止まるし。止まらないように、スロットル開けても止まる。
2,かぶってしまうのも嫌でスロットル開けて、チョーク引くと高回転で掛かる。チョーク戻しても、その高回転維持して回る。
2、から通常に戻るわけでもなく、また1,に戻るだけ。メモは、最悪修理へ出したい時の、状況説明にもなります。
エンジンがおかしくなったのかしら?そんなに使ってないのに
詳しい方は、スローが詰まってると想像すると思います。が、私はキャブレターの調整を推奨していません。優先順位も後ろです(HL調整無いん機種でしたし)。
全体を見渡し、パートを切り分けて
私自身の経験で失敗したこともあります。片っ端から、エンジンやキャブレターを修理したんですが回りまわって、初歩的なトラブル。まさかなと思ったこともあります。
記録と記憶から、燃料を気にします。燃料と機械は別のもの、切り分けるパートになります。1年の間に、燃料を使い切らず、足しもしない機械も有ることを知ってるからです。
特に個人所有のエンジン付き機械も、多い原因のひとつになります。圧倒的な使用頻度の低さ(生垣も1年に1回だけ手入れだった)が、不調を招きます。
燃料を全部抜く
「池の水を全部抜く」そんな感じで、容器に移すとわかります。水分も、ガソリン揮発し、2サイクルオイルの混合割合がおかしくない?ってことも。
抜くときに、使う容器は耐油性のあるもの(金属製の受け、厚みのあるプラ製)
- 新しく燃料を入れます。プライマリポンプでペコペコ押し、通路内部に残った残留も排出します。
- スパークプラグも外し、汚れや油分を落としておきます。
- シリンダー内を空回し、よく乾燥させます。
- スパークプラグも付け戻し、始動します。
捨てたい燃料は、少量は新聞紙などに吸わせて一般ごみへ。火気厳禁に注意してください。
2枚の刃は、スムーズに動くか?
バリカンのギヤ機構
2枚の刃がバリカンのように、左右に振動し往復運動で切ります。高速で切るハサミが、幾つも連なってると例えてみます。そして、エンジンの回転運動をクランクとロッドにつながり往復運動に変換されています。
バリカン刃の錆び、ヤニ、鋭さ
例えば、キッチンハサミも2枚の刃が、重なる点で紙を切っていくと思います。隙間なく、それでいて抵抗もなく、軽い力で切れるのが理想ですよ。トリマー等々バリカン方式も同じです、隙間なくスムーズに軽く、早く切れることが望ましいです。切れないことで、負荷がそのままエンジンの吹け上がり悪くしたり、エンストを引き起こします。
今日すぐにできる事を掲げたので、優先は【潤滑スプレー】です。錆び、ヤニは2枚の刃の隙間で、動きを悪くする原因です。これで動けば、使えます。もし店頭にあれば、お勧めヤニクリーン
まとめ
気を付けたい2点は、「燃料」と「スムーズな刃」です。これで使えてくれればいいと思います。同じことを繰り返さないように、最後にもう少し手入れできるところを書きます。
ヤニクリーンなどで奇麗に保管して、時間があれば刃をヤスリ掛けをしてください。メンテナンス動画も作成しました。手入れの補足になります、是非見てください。
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