切れ味は、大切な事。中途半端な繊維の断裂から、枯れ込みや病害になるからです。
際刈りで固いもの噛み込んだり、刃を痛めることがあるかもしれません。自分でメンテナンスをしたい方の為に、替刃を分解して研ぐ事と替刃の交換のやり方のコツをまとめます。
注意喚起:怪我や危険
先に手袋などで、怪我予防して下さい。うっかり触って切りました。(自分で驚くほど切れ味良くなりました。)
使う時にも、ご注意を。方向を自在に腕いっぱい伸ばしたり。その先に左手を置いてあり、切ってしまいます。
電源コードもうっかり切ってしまいました。ヤッパリコードレスが欲しくなる、いちいち電源コードの取り回しを考えなくても良いし
【替刃の分解】刃をヤスリ掛け
2枚の刃を抱き合わせて有りますが、外し方付け方は、後で説明。隙間にヤスリが入るように、分解していきます。
使用工具は2点でもできる
用意する道具は【小さいマイナスドライバー】 と100均にも売ってる【小さめのダイヤモンドヤスリ】(色々使えるので重宝してます)
安定した場所で分解
台や机で作業をオススメ、写真に有るように小さい部品で構成されてます。無くさないように
まず、cクリップ(写真を参照)の隙間にマイナスドライバでこじり外す(飛ばさないように)
固定ピンとワッシャーも無くしてしまわないように、指より小さいですからね。
ヤスリで削る際には、横から水平に見ると台形の形をしています。斜めの角度に合わせて、ヤスリを動かす様に心掛けます。
汚れやカスなど落としていくと、色味も変わり金属が光ってきます。角が立ったら紙でチェック、硬く鋭いのが本来の刃。指先でチェックは気をつけて。
【替刃の組付け】順番通り
新品替刃の組み付け品を見れば分かる部分もあります(写真参照)
1,黒い台座 2,薄いワッシャー忘れずに、台座のピン穴に合わせる 3,刃数多い刃(台形底辺を上向き) 4,刃数少ない刃(台形底辺を下向き)5,刃が向き合わさってるが、間にポッチ(スペイサー) 6,バリカン支点のピンを入れる 7,ひっくり返し台座側cクリップ固定
ポッチがある事で、2枚の刃先が隙間なく摺り合わせます。無いだけで、切れなくなります。薄いワッシャーやポッチが小さいのは、振動摩擦の軽減になっています。
本体から【替刃】を脱着
切れ味の新品と比較もやったみたいと思ってました。運良く、オークションで半額以下の新品を入手できました。
早速交換します、有りがたいことにグリス付です。刃とカムホイールに塗り工具レスで交換ができます。
刃研ぎでの分解の時:グリスお持ちでないなら、刃の油分を残す。ふき取ってしまと金属摩耗が進行します。滑らかに作動してほしいです。
5分も掛からず交換できると、嬉しい。草刈り機のチップソー交換時に、ナット無くしたり面倒だったりしますね。
カムホイールのピン位置は、横に。替刃の組位置と合わせます。でないと、キッチリカバーが閉まりません。
本体購入にあった、刃先のカバーで保護してから替刃の入れ替えして下さい。怪我の防止になります。
【動画】で分解とヤスリ掛けを確認する
まとめ
各社バリカン式の芝刈り機を販売しています。基本的な構造や、作動は同じです。
掃除やヤスリ掛け、グリス給油などメンテナンスの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。いろんなタイプの草刈り機など、比較などしていきたいと思います。
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