勿体無いからともらったチェーンソー、物置でホコリまみれになったチェーンソー、などいざ使おうとしたらかからない事があリませんか?1回ブルン!と言ったきりです、もう引く腕が疲れました。刈り払い機も持ってる、だから引けば良いと思ってるけど違うの?
一番最初にこんな疑問を抱きやすいです、私も思いこみの部分がありました。
たかが、エンジン掛けるだけなのに上手くいかず「機械がだめだ」と責任逃れしたくなるほどドツボにはまりました
ここでは、1つずつ順を追ったり確認したいと思います。もちろん、急いでたり工具や説明書ない場合。買ったところに丸投げもアリです。
「暇を見てでも、自分で覚えないといけない」「自分で出来たら、安上がりだし」と思う人へ手順の参考になるようにまとめます。
1、始動方法 チョークは、掛かった後に戻せばいいと思う=✖
各社、1回でリコイルスターターのひもを引いたとしても掛けられないのが標準です。木を切る負荷があるので、カブってしまわないように混合気の比率が薄い、高回転向きの設定になってる。
掛け方にもコツがあり、チョークは戻す必要がある。手順の確認
- まずは、ゴムのペコペコを押します。↓
- スイッチはON、チョークを引く
- リコイルスターターの紐を勢い良く引く。↓
- ブゥン、と掛かりそうな感じになったらチョーク戻す。ココ重要↓
- 指でアクセルを開け気味でリコイルスターターのひもを引く↓
知ってるよと思うかもしれませんが、知らない人はチョークを引きっぱなしが多いです。そして次の項目が物語っています。
2、プラグを外す工具(プラグレンチ)があれば外す
新品購入時には、付属するプラグレンチです。ホームセンターでも売ってますね。
スパークプラグを外してみると、全体的に黒く濡れてる。
- 外した中の燃焼室も湿ってれば、リコイルスターターの紐を引き乾かすようにしてください。
- 外したプラグにキャップを付け、リコイルスターターの紐を引き火花があるか確認してください
- プラグを乾かして、中心の電極を磨いてください。
またプラグを戻して、チョークを引かないで試す
これでも、掛かる気配がなければ
3、燃料を入れ替えてみる
台所の天ぷら受けるスチール製のバットを用意してください。火気厳禁も忘れずに気を付けてください。屋外の側溝に流し、たばこのポイ捨てから爆発を起こしたニュースも過去にはあります。
1年以上使わないで、燃料タンクに残った燃料は性質を損なっている可能性が高いです。
燃料を抜くことで、吸い上げるフィルターの状態も確認できるし。底にたまってる水分があったら、吸い上げた場合にエンジンは掛かりません。見た目でのガソリン質を良し悪し判断することはできないので、新しく入れ直す方が良いです。
抜いた燃料の処分は、どうすればいいのか?
少量であれば、中性洗剤で中和して新聞紙に吸わせます。捨てるのも、少量を一般ごみで出せます。ほかの方法は、ガソリンスタンドへ持ち込み処分の依頼をします。行き来の手間があるので、事前に電話で問い合わせしてからがベスト。
他に機械や車に入れると、不調を招くのでやらないほうが得策です。
何気ない【掃除】が原因で掛からない事例
注意喚起であり、ご自身で点検できる3つとは違います。もし当てはまる場合は、修理受付の際に相談することをお勧めします。
まとめ
以上3つ、
- 掛け方を確認する
- プラグを確認する
- 燃料を入れ替える。
これで掛からない場合は、確実に部品交換などの必要が出てきます。この確認するだけでも、時間と労力を使ってしまいます。今回や初回の一度は修理をお願いして、この先の為に「どのようにやればいいのか?」修理を聞いてみて、次から自分で作業するのもアリだと思います。まだ、自分で何とかしたい場合「情報や部品の入手」など次のステップになります。
今回は、最初にできそうなところだけを絞ってまとめました。最後まで読んで頂きありがとうございます。