エンジンが掛からないときに、「プラグかキャブ」と決めつけてしまってないですか?もう少し掘り下げて、自分でメンテナンスできて費用を抑えてもらえればいいなと思ってまとめました。
- 最初にプラグを見るって、出来る人
- 履歴とか残ってれば、几帳面な人
- 順番に諦めず直す人、スカウトします
- 昔のスクーターまでイケそう、趣味に生きる人
失敗あるあるから先に
どうしてもケガや危険をしてほしくないのです。「大丈夫だよ」と言ってもらえるプロの人、ニンゲン離れの方、は飛ばして下さい。
素手でプラグのキャップ(黒いゴム、プラグに着いてる)を引っ張らないで!
接触不良起こしたり、ビリビリ感電します。感電は、エンジン切りスイッチ壊れて「やべー、停まんねぇ!」慌てて外そうとしたらビリビリ
こんな時は→チョーク引くか、吸気を抑える。マフラー出口、排気を抑える と、エンジンは停まってくれます。
使ってて掛からなくなった場合もあります。ヤッパリ素手でプラグを触らないで下さい「アチチ、指ヤケドだよ」横のマフラー触って「アチチ、また指ヤケドだよ」ってならない様に。
プラグの何を見るの?
これがプラグです、エンジンの大切な「良い火花」の役割をしています。合言葉を1つ覚えてください、エンジン関連でよく使う言葉。説明してるときにも意識している言葉です。
良い火花、良い圧縮、良い混合気
標準で、プラグレンチはついてきます。ということは、自分で確認して欲しいと思います。
この写真は約1年使用して特に問題になかったです。碍子の電極部が黒ずんでないのでカブってしまい出力不足になることもないです。正常範囲のプラグ状態です
キャップは絶妙についてる
黒い太い線は、覆われてわかりにくいですが分解してみてみるとわかります。ひねったり、触ったりしてエンジン調子が変わると思ったらここも注意してください。
写真のように中では、簡単に触れてるだけです。緩くなれば、電気も通りにくくなるでょう。プラグ点検や交換の時に引っ張る動作をするので、注意が必要。無理なちからを加えないようにはずしてください。プライヤーなどで挟んでぬくことを意識したほうがいいです。ここを引っ張ってはいけません。
吸排気の状態は見ておこう
マフラー消音器をはずして見ます、シリンダー内のカーボン蓄積が排気ポートまで塞ぐことがないように。次に書いてる、吸気のエアフィルターが詰まると未燃焼でプラグはくすぶり、カーボン蓄積、ポート塞ぎ、エンジン回転上昇もスムーズさを欠いたり。回転が上がりきらなくなります。
入る空気<燃料=濃い状態 悪化の始まり
エア導入のフィルターは、スポンジです、すきまに細かい油分やチリやホコリが目詰まりしていきます。未燃焼の混合気で、エンジン回りがべたべた汚れてきます。きれいに保つようにしてください。
履歴見たり、几帳面だと気付けることが多い
きっと、まじめに取扱説明書を読んで定期交換の消耗品交換したり、記録をとったりしてるのではないでしょうか?素晴らしい、このサイクルを守れば長く愛用してもらえると信じてます。そして、これも交換するんだ掃除もどうやるんだろう?と詳しくなってきます。
燃料フィルターはわかりにくい
別の機械で、燃料フィルターの構造や材質を取り上げました。ワルボロ社の燃料フィルターは、各メーカー採用されてます。つまり具合の動画と、修理事例を以前に取り上げました。こちらをクリック(燃料フィルター材質変更)
2サイクルを覚えて趣味に
甲高いエキゾーストと高回転エンジンが苦手でした。今は、構造のシンプルさとエンジンの希少さで好きになってます
古い2サイクル、スクーターも直してます。自分でできると、どんどん楽しくなってきます。また、ブログで経験や情報共有できると、嬉しくなります。最後まで読んで頂きありがとうございました。