ここで書かれている旅行記のあらすじ
- 登場人物、だまそうとした二人 ブルネイ石油王? 関西弁??
- {郷に入れば郷にしたがえ}と、微笑みの国で、微笑んだ出会い
- 気づく前までの自然ないきさつ
- まとめ
バンコク滞在3日目
{The CLUB}への売り込みの為に、タイに来たことも理由の一つだった。夜のオープン前に、店の場所を確認しとく。クイーンズパークタワーホテルより徒歩圏なので、散策がてらプラプラすることにしよう。セブンイレブンもあり、ワンピースやらRAVEなどタイ語の漫画もある。握り寿司まで陳列されていると、日本文化を受け入れてもらってるなぁと感じた。大通りは日本メーカーの車もバイクも、朝のラッシュでごった返しクラクションの応酬。歩道を渡るのが怖い、渡ろうとする人のタイミングに任せるしかない。
ツアーガイドがくれたちょっと頼りない地図でも、店を確認することはできた。安心して、キョロキョロ周りを見ながら歩きゃ誰から見ても「観光客」丸出しなんだろう声が掛かるわけだ。「お兄さんタイ式マッサージはやったか?」
英語圏?!のオーナーが言うならまぁいっか、昨日と今日もだいぶ歩いたし。せっかく来たから60分800バーツならお得だろう、施術おねがいした。ベテランの足は、かなり背中をほぐしてくれた。上機嫌になった私は「サワディークラッ!」と調子に乗って言うようになっていく。
スクゥンビットラインBTS プロンポム駅
- 「THE BEACH」レオナルドディカプリオ主演の映画の影響(内容よりサントラが好き)で、チャーン島と言う離島{日本人に出会わないような秘密の島}へ行けないかと目論んでいた。運よく滞在中に週1便の国内線の予約ができた。駅の旅行代理店から、前のATMでお金を引き出したのだった。
「あら~失礼、中国人?日本人?」とニコニコ微笑みの国のおばちゃんが声かけてきた。
「サワディ~クラッ!日本人だよ」:順調な自分は、微笑んでました
「奇遇ね~、私の娘が新宿で働いてるの」と写真を見せてくれた。
「私の夫は、日本人なのもし時間があったら、家に寄っていきません?近くですから~」
何やら電話をして代わって話をしてほしいと
「どないでっか?今は仕事で動けへんけど、寄ってってやぁ~」:関西弁の人の声も聞いた、少し話をして「それじゃ、お言葉に甘えて行きますよ~」となった。先に、予約したフライトの支払いを済ませたいといい、タクシーに乗り込んだ
気づく前の自然な流れで タイ郊外の某所
タクシーの中で「タイ語も覚えたいんだよ」なんて話をしてた。BTS高架下の渋滞を進み、右へ曲がった。また大きい通りをひた走り、大きい分岐の手前を右へまがる。数百メートル行き家へ到着した。距離も時間も場所も定かではなくなってる。
庭付きのプールまである一軒家の中へと案内された。
「サワディクラッ。お腹空いてないですか?」と、微笑みの国のおじさんが出迎えてくれた。ありがたかった、チキンウィングと野菜の炒めものに、ライスとスープまで付く。さらに上機嫌に、リビングでくつろいだ。
*アイキャッチ画像はその時の写真だ、おばさんの膝にはパンフレットもある。
楽しませてくれようと、マジックやトランプを披露してくれた。
「僕は、豪華客船のカジノで働いてるよ。友達の日本人も、儲けさせてあげられるんだ」
と話しながら、日本人?!らしき写真を見せてくれる。
プロモーション目的だったこともあり、次回来ることが楽しみになってきた。場所を二階へ移し、トランプのイカサマを教え始めてくれる。
配るトランプの、数字を指で合図して大きい、小さいを練習する。
「すごいね、年末か年始にまた来るから、船に行かせてほしいよ」と話していた。
「ブルネイの石油王が、私に意地悪なことを言うんだ。チップもくれないし、嫌いなんだ。君が彼から、勝ってお金をもらってほしい」
「いいよ、次に来たらその人も教えてね」と話していた。
おじさんとおばさんが、そわそわしてる。「ブルネイの石油王が来たよ」
やられた!このブルネイ石油王の登場で気づく
狭い階段を人が上がるのと同時に、私は彼を押しよけながら下りて玄関へ向かう。ここに、石油王なんて来るわけがない!!一瞬で怒りの頂点に達した。
(薄紫にセカンドバック、思い出しても品祖だ。)
鍵のかかった玄関を開け、門の前に来る
「どうしたの?何があったの?」
「I GO BACK!OPEN THE GATE!!」
門を蹴り、右手は既にグーを顔の前に出した。
「何言ってるの!タクシーにも乗って、ごはんも食べて」
「&’$%$”YP()U)HLGUKY?*>_?+L~=`~」何を自分は言ってたか忘れた「この~!ふざけんじゃね!いいからあけろよ!」は言った。
門は開けてから、来たであろう方へ歩き出した。すぐに、横へ車が来ておじさんは言う
「わるかった、車で送るから乗ってくれ」
もちろんこの時に、どこへ連れて行かれるかわからないと思い走り出した!来たであろう道を大通り目指して!
まとめ
- 挨拶でかわす言葉は、すべて情報集の為
- 日本人もグルで、写真を使って安心させる
- 微笑みの国でもいきなり仲良くなれない。
この旅は、忘れることがない思い出になってる。けして、タイが嫌いになったわけではない。また機会があれば訪れたい、そして次は他の手口にやられないようにする。ぜひ一人ではなく、友人や家族と楽しい思い出を作りにいってほしい。
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